起業、転職について、選択肢を用意しよう。

仕事

 

最近友人と将来のことについて話すことが増えた。30代間近になって自分の給料と友人の給料の差が顕著に表れてくるので、将来のことを考えて新しいことにチャレンジすることを考えだすころなのだろう。また、今までの人生で約5-7年も同じ組織に所属することは小学校を除いて初めてのことなので、ある種のマンネリ解消のため転職や起業に憧れをもってしまうのだろうか。

そんな話をしているときに私がいつも話すのは「背水の陣はダメ。選択肢はできる限り多く持っておこう」ということである。

 

日本人にとって自ら退路を断つこと、命懸けでチャレンジし成功することが美談のように扱われるが、それは成功したから美しいだけであって美談の周りにはおびただしい数の失敗談があふれている。例えば中卒フリーターが起業して成功する話や東大生が起業して失敗する話のような、イメージとのギャップのある話が美談としてメディアに扱われることもその一例といって過言はないだろう。希少性があるがゆえに美しく、そして語り継がれる物語になりえるのだ。

 

とはいうものの東芝やSharpの件があるように、大企業に勤めていてもそれがリスクの担保として機能する時代は終わりを迎えているのかもしれない。そんな時代だからこそ平時にリスクに備えることが重要となってきている。戦において兵站の確保と退路の確保が勝敗に直結するのと同じである。退職に迫られてから準備していては遅い。追い詰められたときに我々ができることはすぐにでも結果を出すことであり、自分が望む結果を得ることは並大抵の努力では叶わないだろう。そんなことで得た”結果”は”ただの失敗談”として世間にも消費されることは叶わない。

 

そうならないためにも転職、退職に迫られる前からいつでも逃げられる準備を進めておこう。私は年に1度は転職エージェントに会って自分のスキルについて客観視してもらうようにしている。日本人は所属集団への帰属意識が強すぎるため、転職エージェントに会うことは背信行為であると考えがちだが本当にそうだろうか。企業が我々に求めているのは結果を出すことであり、忠誠を誓うことではない。自分の価値を客観視するということは、社会に求められている能力との自分の立ち位置を確認する行為であり、結果を出すことにつながるのだから背信行為にはなりえない。

 

そうはいっても転職エージェントに会うことが後ろめたい、時間が取れないという人は下記サイトなどを用いて自分の市場価値を計算してみるといい。正直眉唾な結果だが、自分が今どの程度求められる人物であるかを確認し、奮起できる機会にはなるだろう。(私は今貰っている給与から+4百万円という結果になった!)

 

ミイダス:https://miidas.jp/

 

繰り返しになるが、日本人は退路を断ってから行動し、成功することを美談として扱いがちである。もしかして孤高のヒーローに憧れているのでは?と思わなくないが、少なくとも自分はヒーローではない。将来の予想がつかない世の中だからこそ選択肢を広げ、いつでも逃げられるように退路を用意することが今後の重要となってくるのではないだろうか。

勉強しよう。そうすればいろんな世界がみえてくるぞ。

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